「聖ミカエルについて」

                   元町教会広報部

 観光客の方から、祭壇の像について質問されることがあります。特に上部の左右にある、大天使聖ミカエルとフランシスコ・ザビエルの像に関心が行くようです。

フランシスコ・ザビエルは1549年に日本に初めて布教に来た人(今は聖人)ということで知名度高く、すぐ納得して貰えますが、大天使聖ミカエルとなると少々やっかいです。

そもそも大天使というのは、天使の位階制度の中で下から2番目で・・・・等と説明すると、「天使にも上下関係が有るのですか」とか「下から2番目では大天使という割りには偉くないんでね」とか言われてしまう。
敬虔なカトリック信者自身でも苦手の分野だ。

だから、この辺の説明はせずに・・・・・、
 昔、大天使聖ミカエルという天使が熱烈に人気を博した時代があって、ミカエルに捧げられた聖堂が 沢山作られました。
皆さんよくご存じのフランスのモン・サン・ミッシェルは、その代表例です。(英国側にはSaint Michael's Mountというそっくりさんもあります。潮が満ちると孤島となりボートで渡る所もそっくり) 
 ミカエルは ジャンヌ・ダルクにお告げを伝えただけでなく数々の奇跡を起こし、真の「神の使い」として人々の信仰を集め続けました。ヨーロッパを中心に各地にミカエルに捧げられた多くの聖堂や教会が建てられ、大天使の像が飾られました。 守護者としてのイメージから「鞘から抜かれた剣」がミカエルのシンボルとして定着し、ルネサンス期以降のミカエルの絵画や像の多くは、燃える剣を手にした姿で絵画や像に表現されています。そんな訳で元町教会の祭壇にもあの立派な像があるのです。(かつてミカエルが日本の守護聖人と言われた時期もありその反映かもしれませんね、また函館の宮前町教会も聖ミカエルに捧げられ ています)

 ただ、天使学や悪魔学は中世に発達したものの、これらが教会の正式な教義になったことはありません。中世の教会にはこうした事柄を真面目に研究する学者たちもいたようですが、宗教改革以降に教会は教義を体系的に整理しましたが、天使学や悪魔学はこの際に教会から排除されて、以降は文学作品や、魔術などのオカルト分野で取り上げられるだけになりました。
天使学や悪魔学には聖書的な根拠がほとんどなく、現在これらを教会の中で研究している人は表向きいないようです。天使や悪魔の存在が否定されているわけではありませんが、聖書や初期伝承レベルの素朴で素直なものに限定されていて、事細かな天使や悪魔の位階制などが事実だとされることはありません。伝統的な解釈として否定されることはないかもしれませんが、「そういう話もありましたね」程度のものになっているようです。


教会見学

通常は10時~16時まで無料で見学できます。しかし、結婚や葬儀などの行事で見学できないこともありますので、次ページの行事予定等もご覧下さい。

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結婚式について

当教会の聖堂で結婚式を挙げたいという方が時々訪れていらっしゃいます。
・基本的には教会で結婚式を挙げることができるのは信者の みです。  
・しかし、キリスト教に深い関心をお持ちで、勉強した後に 式を挙げたいと言う方には、5~6回の勉強をした後に認 められることもあります。
そのような強い希望をお持ちの方は、司祭館までお問い合わせ下さい。

なお、衣装や写真等の用意はありませんので各自で手配下さい。(教会による縛りはありません。お花についても同様です。)